生地を薄く伸して巻き上げたドイツパンです。外はカリカリ中はしっとり。バターがよく合うパンです。(2017年12月2日改訂)

ヘルンヘン 9本

材料:親種または仕上げ種100g、フランス粉300g、塩5g、脱脂粉乳9g、モルトシロップ少々、卵1/2+水=170g、バター6g ※水150g→水分が少ないと巻目がしっかり残りますが、成形に時間がかかります。

作り方:

  1. ミキシング 材料全てをゆっくり捏ねます。参考:低速10分ー中速2分(ミキサーのフックに絡みつくので取りながら捏ねます)
  2. 一次発酵 温かい場所で4~5時間発酵させます。パンチなし。
  3. 分割 60g強×9個
  4. ベンチタイム 丸めて20分※乾燥しやすい生地なので硬く絞った濡れ布巾をかけます。
  5. 成形 小丸→円形→楕円と休みながら徐々に18~20センチの薄い楕円形にします。できれば長さ40センチ底辺18㎝の二等辺三角形まで伸すと巻き上げがきれいにできます。両端を曲げて角のような形にします。
  6. 二次発酵 温かい場所で40~50分発酵させます。
  7. 焼成きりを吹いてキャラウェイシードやスライスアーモンドを散らして190℃に予熱をかけたオーブンで16~18分焼きます。

簡単な成形:

分割しないで大きな円に伸して放射線状に8分割し二等辺三角形にします。休みながら生地を薄く伸して底辺から巻き上げて転がして細い病状にします。巻目は出にくくなって見栄えはいまいちですが、味は変わりません。


食べ始めて気が付いて写真を撮りました。断面です。

ドイツでは、このように半分にしてサンドイッチにして食べます。プレッツェルも半分に割ってサンドイッチにして売られていました。