発酵の力で膨らませる簡単なケーキです。カリカリベーコンや黒コショウを入れてケークサレなどにも出来ます。

やさしいケーキ パウンド型1台

材料:

卵Lサイズ1個、塩一つまみ、砂糖70g、仕上げ種100g、溶かしバター50g、薄力粉130g、

紅茶で煮て水分を取っておいたプルーン数個

作り方:

  1. 材料を合わせる バターを溶かしている間に卵をボウルに入れてハンドミキサーで軽くほぐします。砂糖を一気に入れて20~30秒撹拌します。温かい溶かしバターを一気に加えてすぐ20~30秒撹拌します。ふるった薄力粉を加えて練らないように混ぜます。粉気がなくなったら混ぜるのをやめます。
  2. 一次発酵 ボウルのまま、乾燥しないようにビニール袋などで覆って温かい場所で3時間くらい発酵させます。※発酵が未熟だと、粉臭くなります。※外見の変化はあまりありませんが、生地の中に気泡ができて微妙に炭酸臭が嗅ぎ取れます。
  3. 型入れ 2回ほどかき混ぜてガスを抜きます。敷き紙を敷いたパウンド型に1/3流しいれて軽く叩きつけて生地を馴染ませます。準備したプルーンを数個置きます。その上から残った生地を流しいれます。
  4. 二次発酵 ビニール袋などで覆って1時間置きます。(例27℃ー30~1時間)
  5. 焼成 二重天板で160℃ー40分。焼き始めて5分後に中央に竹串で線を入れます。
  6. 熱いうちに洋酒を塗ってビニール袋などで覆って置きます。
    食べごろ:翌日~3日後。

コツ:

  • 粉を混ぜ過ぎると歯ぬかりするケーキになります。
  • 焼き始めて中央に線を入れないと上記の写真のようになります。
  • フルーツは必ず水分を取ってください。
  • 二重天板にしないで、下火が強いと虫が這ったような気泡ができます。

あとがき:

卵・砂糖・バターの量を減らして発酵種で旨味を補っているので、お馴染みのパウンドケーキとは「ありかた」が少し違います。私は基本的にコーンスターチは使いませんが、仕上げ種に強力粉を使っているのでパンっぽいのが気になる方は、少し代替えもいいかもしれません。
粉類・水分量・混ぜ方・焼き時間で出来が左右されるので、とても勉強なります。