バターがクロワッサンより3分の1少ない渦巻き状のボーヴォロ(2月1日のブログ)はハムやチーズを挟みにくいので成形を変えてみました。
バターが少なめなのでバター感を出すため、三つ折りした後、二つ折り二回。
保冷して休ませ、伸して成形しました。
生地の三分の一に切れ込みを入れて三つ折りにしただけの簡単な成形です。クラムは引きがあって、ザックリした食感でバターを食べている!って感じ。
5cm×6cmくらいにしましたが厚みがあって触感がイメージと違ったので、三つ折りでなく、二つ折りにして挟む具材をたくさんにすると満足な一食になりそうです。
暖かくなる前に作って配合と一緒に投稿する予定です。
折り込み層を多く薄く伸して発酵時間を長く取るとパンに近い食感になります。
この方法を利用してバターの折り込みをミキシングに見立てたのが折り込みブリオッシュです。
練り込む方法よりバターの香りが出て、より一層贅沢なパンになります。
クロワッサンもそうですが、こういう折り込み生地は塩を減らさず、しっかり配合すると食べ応えがあるパンになります。
このパンを食べる時は減塩やカロリーカットの健康志向はさておいて・・・かな。
写真はリンゴ煮(レモン汁少々。砂糖は加えないで電子レンジ解凍で煮たもの)を挟んだアップルパイ風。
あ、そうそう。脱脂粉乳を入れると発酵が順調だと言われているので考えもせず入れていましたが、加工品に抵抗があったので近頃、脱脂粉乳は使っていません。(早くやれよ!ってねw)
多少色づきは悪いですが、大差ないように思います。