私の好きなパンの一つです。
レーズンのほんのりした甘さがライムギの香りとクルミの食感と一緒になって絶妙なバランスです。
長く愛されているパンで、ファンも多くパン教室では必ず登場するアイテムです。
以前、パンドカンパーニュの生地にレーズンとクルミを混ぜていましたが、老化が早くそのままで食べられる時間が短かく、ガサガサしたクラムだったので、やや優しい生地に変えて作っています。
レーズンとクラムの味が喧嘩しないように少しの砂糖、バター臭くならない程の少しのバターを入れています。この「少し」が結構大切で、愛おしく、香りや舌ざわりを愛でたくなるようなパンになります。
お菓子作りは、計量は緻密にしますが、パン作りは軽量はおおざっぱな印象?
1カップの小麦粉も、ぎゅっと詰め込むのと、サッと掬うのでは重さが違います。
パン作りも素材の量に意味があって、計量は大切です。
液種の方は順調で、ほぼ結果が出ました。
公開するのは理由があって、今年中と思っています。